Introduction 本書紹介
【本書】
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判型：Ａ４判／全１３６頁
【収載曲数：全２８曲】
「10のやさしいピアノ小品」より「スロヴァキアの若者の踊り」
「子供のために」より「豚飼いの踊り」
「2つのルーマニア舞曲」：第1曲・第2曲
ソナチネ：第1楽章「バグパイプ吹き」・第2楽章「熊の踊り」・第3楽章「終曲」
「ルーマニア民俗舞曲」
第1曲「椿踊り」・第2曲「飾り帯の踊り」・第3曲「足踏み踊り」・第4曲「角笛の踊り」・第5曲「ルーマニア風ポルカ」・第6曲「速い踊り」
「舞踏組曲」
第1曲・第2曲・第3曲・第4曲・第5曲・終曲
「民謡による3つのロンド」
第1曲・第2曲・第3曲
《ミクロコスモス》第6巻より「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」
第148番・第149番・第150番・第151番・第152番・第153番
【掲載解説】
バルトーク：生涯の奇跡／楽曲解説
Explanation 校訂者による解説
▶︎「本書解説」より（抜粋）
バルトークにとって民謡の採集と研究は決定的な意味をもつ事となったが、それは「伝 統的な長調・短調の音体系の専制下から、いかに自分を解放することができるかを、はっ きりと悟ることができた」からであると述べている。
Composer Profile 作曲者プロフィール
BARTÓK バルトーク・ベーラ
Bartók Béla（1881 - 1945）。ハンガリーを代表する作曲家。20世紀の音楽に多大な影響を残す。ピアニスト・民俗音楽研究家。
Redactor Profile 校訂者プロフィール
Shinnosuke Tashiro 田代 慎之介
1975年第29回全日本学生音楽コンクール（毎日新聞社主催）
中学の部第1位。
1983年東京藝術大学卒業。
第52回日本音楽コンクール（毎日新聞社、NHK共催）入選。
海外派遣コンクール河合賞受賞。
1984年～1986年ハンガリー政府給費留学生としてリスト音楽院に留学。
1985年エピナル国際ピアノ・コンクール第1メダル受賞。
1986年マリア・カナルス国際音楽コンクール・メダル受賞。
1987年東京藝術大学大学院修了。クロイツァー賞受賞。
以降、東京、札幌で定期的にリサイタルを開催し、加えて函館、富山、福井、韮崎、沖縄など各地での演奏会やNHK-FMに出演。
1984年、1995年には札幌交響楽団と共演。
PTNA（全日本ピアノ指導者協会）ピアノ・コンペティション課題曲講座を長年にわたり全国各地で行い、課題曲CDにも多くの録音を残す。
2009年CD『バルトーク・ピアノ曲集 I』
2011年CD『リスト・ピアノ作品選集』
2014年CD『バルトーク・ピアノ曲集Ⅱ』
以上をリリース
2010年楽譜『バルトーク舞曲集』（校訂・解説）を出版
全日本学生音楽コンクール、PTNA ピアノ・コンペティション、
日本クラシック音楽コンクール等の審査員。
松浦豊明、辛島輝治、ペーター・ショイモシュの各氏に師事し、ゲオルグ・ヴァシャヘーリ、ラズロ・シモン等諸氏のもとで、さらに研鑽を積む。
1995～2018年東京藝術大学非常勤講師。
現在、武蔵野音楽大学・演奏学科長・ピアノ科教授。